【新華社コロンボ10月30日】スリランカの新しく任命された駐中国大使のパリサ・コホナ氏がこのほど、新華社記者の特別取材を受けた。
コホナ氏は取材に対し、スリランカと中国の経済・貿易の往来が絶えず深まるのに伴い、自国の商品が中国の消費者の間である程度知られるようになっていると指摘。第3回中国国際輸入博覧会(輸入博)の機会を積極的に生かし、さらなる対中輸出拡大を図りたいと表明した。
コホナ氏によると、今年スリランカで輸入博に出展申し込みをしたのは茶葉やゴム、香料、ヤシ、ジュエリーなどの輸出を扱う業者が中心。また、政府観光部門や航空会社も輸入博というまたとないプラットフォームを利用して、自国の観光商品を売り込む意気込みだという。
また、「中国は新型コロナウイルスを効果的に予防・抑制、第3回輸入博の会場開催を可能にした。スリランカはこのプラットフォームを十分に生かして自国の製品を展示したい」との考えを示した。
ゴタバヤ・ラジャパクサ大統領も先ごろ、より多くの製品が中国市場に進出できるよう、自国企業に積極的な輸入博出展を呼び掛けた。
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